坂本のブログ

僕の備忘録です

オタクのノベルゲームレビューVol2~サノバウィッチ編~

 こんちゃ~坂本です。最近なんか寒いな~と思ったら掛け布団を掛けずに寝ていたので遂に掛け布団を出しました。休日のお布団が一番のレジャーです。皆さんは風邪をひかないように気を付けて下さいね。
 
 さて今回は早2回目となるオタクのノベルゲームレビューです。前回に引き続きオタクから送られてきたゲームです。早くプレイしてブログを書けと脅されてしまったので年末の一番忙しい中プレイして書きあげました。僕を褒めてくれ👏(果たして需要があるのかは謎です)
 ※ネタバレを含みますのでご注意ください。
 
 

  1.はじめに

 今回プレイしたゲームは「サノバウィッチ」というゲームです。前情報としては「サノバウィッチ?はいはいウィッチね、魔女かぁ~」と思っていました。つまりは何も知らないということですね。ゆずソフトのゲームをプレイするのは2作目ですが、ゆずソフトにはいい思い出がないのでオタク一押しの本作で挽回していきたいところです。因みに1作目はぶらばんです。(あれを1作目にやらせるのは人間じゃ無くね?千恋*万花とかにしてほしかったよ)
 

 2.あらすじ

 まずは本作を知らない方のためにあらすじからどうぞ(プレイしたことがあるという紳士淑女の方は読み飛ばして頂いて結構です)
 ”保科柊史”は、とある秘密を抱えていた。
 それは「他人の気持ちを感じ取れる」という不思議な力を持っているということ。
 
 彼のクラスメイト、”綾地寧々”
 彼女もまた、誰にも言えない秘密を抱えていた。
 それは「自分の意思に関係なく発情してしまう」ということ。
 
 2人はただのクラスメイトでしかないはずだった。
 だがある日柊史は不慮の事故から、衝撃的なシーンを見てしまう。
 
 彼が見てしまったものはなんと、発情した寧々のオナニーシーン!
 
 そんなショッキングな事件を経て、2人の距離は急接近。
 お互いの秘密を共有する仲になり、彼は知る。
 
 寧々が発情してしまう理由と、「魔女」と呼ばれる存在をーー
 
 時と場合を無視して発情する寧々に、秘かに行われる「魔女」の活動。
それらに引き寄せられるように集まる、後輩、先輩、転校生。
 静かだった日常は慌ただしい物へと変化して、柊史に淡い期待を抱かせる。
 
 「ここから何かが始まるのかもしれない」

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 さて本題です。話のあらすじとしてヒロインのオナニーシーンを見てしまい秘密を共有することで話が始まります。この秘密というのがあらすじにも出てきた「魔女」です。魔女と聞いて真っ先に「魔法少女まどかマギカ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、本作の魔女は「魔法少女まどかマギカ」のように魔法を駆使して敵と戦うというものではなく、1度きりの願いの為に魔法を使うという実に平和なものとなっています。平和ではありますが願いをかなえる代償としてデメリットはもちろんありますがここが物語のミソとなってきます。(もちろんですが3話で登場人物が死ぬということもありません)
 

 3.内容

 ※ここから話すことはメイン√である寧々√についての記載になります。
 
 読み終わってまず思ったことは
「これSTEINS;GATEじゃね!?」
 (これだけ言えたので本ブログは満足です)
 
 導入として開幕オナニーシーンから始まるのは実にエロゲっぽいなと思いました。  寧々の願いは『離婚をなかったことにして、喧嘩をしない2人ともう1度やり直したい』というものでした。物語が進み主人公と寧々は付き合い始めますが、願いが叶った結果、両親の離婚前にタイムリープしてしまい主人公は寧々との記憶を失ってしまいます。単純に離婚をなかったことにするではなく離婚をなかったことにしもう1度やり直すという願いでその結果、今の状況を維持したまま両親の関係だけ変化するのかと思ったら離婚前にタイムリープしてしまいます。ここのしっかりとしたワードチョイス、テキスト参照には感動を覚えました。
 タイムリープ後はRESTARTと称し、寧々の両親が離婚する前から始まります。タイムリープ前とタイムリープ後の間に一度タイトル画面が挟まりますが、場面変化の基点として分かりやすかったです。こうして望み通り離婚がない世界線でやり直すことになりますがそうが問屋が卸しません。ただ単に離婚をしていないというだけでお互いに挨拶もしないという関係になってしまいます。自分のわがままで2人を縛り付けることに意味があるのか?という結論にたどり着き、最初よりも1か月遅れて離婚となってしまいます。そこから柊史と出会うべく一人暮らし、姫松学園入学と元の結果を辿るような結果を続けていきます、ただ一つの点を除いては。それは父の再婚相手、新しい母を受け入れるということでした。オカルト研究会の面々をふれあい、好きな人ができた結果の心境の変化が垣間見えて素晴らしかったです。

 学園入学後すぐに柊史を見つけることができますが、柊史は寧々のことを覚えていません。本来の再開をすべく画策しますが失敗、本来の世界と変わってしまったのではないかと焦る寧々は柊史にオナニーを見せつけるという暴挙に出てしまいますが最終的に柊史の仕込んだ秘策により、柊史は記憶を取り戻し寧々と再会、ハッピーエンドを迎えます。最初の出会いとの対比見られる見せる)となっており、シナリオ構想の高さが窺えました。またタイムリープ前後で主人公(主観)が柊史から寧々へと移っており、ここもまた物語の質の高さが窺えました。タイムリープ前とタイムリープ後の間に一度タイトル画面が挟まりますが、主観変更、場面変化の基点として分かりやすかったです。

 

 3.1各ヒロイン√

 こちらに関してはさらっと行きます。(メモ程度なので悪しからず)
 
 先輩ルート
 話重すぎ、読んでてしんどかったですが最後綺麗に纏まっていました。
 紬ルート
 エロ導入雑、遊園地広告ぶらばん、エンディングにアフターのCGが映っており配慮に欠けるかなと思いました。これはセンスないですね。実質アカギ√でもあったのは評価にあたいします。
 仮屋
 メイン√でバンドシーンがなかったのでそういうものなのかと思っていたら、仮谷√のみバンドシーンがあり、きめ細かいケアできていると感じました。
 めぐる
 今作のヒロインの中では普通の子でした。だからこそ人間味があり、読んでいて実に楽しかったです。
 

  4.システム

 テキストの状況説明が簡易で少し読みにくかったです。話が全く読めないというではなかったですが、もう少し詳細に書いてあればもっと楽しめたかなという感じです。
  チャプター常時表示は非常に助かりました。全ゲーム採用したほうがいいと思います。
 バックログからボイス再生ボタンがありボイスを聞き直せるのはどのゲームでもできるとかと思いますが、ログテキスト自体をクリックでボイス再生できたのはストレスがなかったです。
  シーン自体を直接繋げるのではなく、まいてつのようにシーンだけ別√で隔離してほしかったですね。(これに関しては僕の個人的な希望なのでスルーしてもらって構わないです、そもそもエロゲなのでシーン込みの構成が大前提なのでこのような想定はされていないのでしょうがないですが)
 
 

 5.まとめ

 ということで長々と書きましたがレビューというかストーリー書いただけですね、はい。まぁ何が言いたいかというと本作のMVP父さんだってことです。彼がいないと話が成り立たないですね。なにはともあれ年内に全√プレイ、ブログ投稿できたので結構予定通りで嬉しいです。

 次回は月姫でお会いしましょ~(もしかしたら月姫を干してLOST:SMILEを買ってしまっているかもなのでLOST:SMILEかもしれません)

 

 

 p.s.今作推奨プレイ時間30時間前後くらいらしいのですが、ふつーに全√読むだけで120時間かかってしまったのでオタクから怒らえてしまいました。月姫結構長いらしいのでまじで50年くらいかかるんじゃないかと思ってビビってます。因みに月姫ブログの執筆期間は80年を予定しています。

 
 
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