坂本のブログ

僕の備忘録です

【検証】最速「オルタージェネシスGX」成功率は!?

 よぉお前らまた会ったな、どうも坂本です。去年の愛知CL直後くらいからだんのうらもといタカマツゲンチャンネルを見始めましたが面白いですね彼。解説系の動画が好きです。語りがいいですね。

 ということで今日は初めてのポケカブログです。日曜参観のように温かく見守ってください。

 結果だけ読みたい人は2を読んでください。

 

 

 

 

 1.三神ザシアンとは

 

 皆さんは三神ザシアン、通称「三ザシ」というデッキをご存じでしょうか。この記事を読んでいる皆さんなら当然ご存じでしょう。まぁこのデッキ知らない人地球上に存在しないと思います。3億年前から存在しているという噂です。その根拠として化石化してしまっています。

 

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX

 

 ピルクとでも戦っていたのでしょうか?

 それはさておきデッキタイプ誕生から常にTier1を維持してきたわけですが、このデッキを回す上でまず最初に思うことはおそらくこれだと思います。

 

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 因みに僕はこれしか思っていません。

 三神ザシアンというデッキは、ゲーム序盤にオルタージェネシスGXを打ちアルティメットレイでエネ加速し殴っていくデッキとなっています。ここで大事になるのがオルタージェネシスGXです。火力を上げながら取れるサイド枚数を増やせるという強技です。オルタージェネシスGXを打てれば最速で2匹GX・Vポケモンを倒せればゲームセットできるデッキです。

 有利に試合運びをするために最速でオルタージェネシスGXを打つために1日10時間1人回しの練習をしているわけですが、ふとこんなことを思いました。

 

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 と思ってしまいました。これは検証するしかないと思いこのブログを書き始めました。

 

 

 2.【検証】最速「オルタージェネシスGX」成功率は!?

 

 今回の検証にあたってのルールです。

・先手後手50回づつ1人回しをし、先行2ターン目、後攻1ターン目の追加込みオルタージェネシスGXの成功率を検証します。

・クラッシュハンマーや技によるエネルギー破壊はないものとします。

・マリィやリセットスタンプなどの妨害はないものとします。

・プレイングは最速オルタージェネシスGXのみを狙うものとし、デデンネクロバット、博士の研究などリソースはガン回すものとします。また後続や次ターンのことは考えないものとします。

・下記のサンプルデッキを使うものとする。

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 今回使うサンプルデッキです。というか僕がいつも使っているレシピです。最近はやりのれんげきメタ「ベンチバリアのミュウ」、双璧のファイターで収録された「ガラルサンダー」を入れています。2発目のアルティメットレイとふとうのつるぎの為に基本エネルギーを気持ち多めに採用しています。おそらくネットに転がっているレシピと大差はないと思います。

 それでは結果をどうぞ!

 

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 結果から言うと

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 これを見て高いと思ったでしょうか?低いと思ったでしょうか?感じ方は人それぞれだと思いますが個人的には思ったより先行が低く後攻は高いと感じました。理由としては先行の必要パーツは三神、オーロラエネルギー、を含めたエネ2枚と必要パーツが少なく、三神はもちろんデデンネクロバットなどのドローカードをサーチでき、また2ターンある為デデンネを2枚使うことができ欲しいパーツを掘り進めることができるのにも関わらず成功率が6割ほどは少ないと感じました。逆に後攻の必要パーツは三神、鋼ポケモン、メタルソーサー、エネルギーつけかえ、オーロラエネルギー、トラッシュに鋼エネルギーと先行と比べ必要パーツが倍近くある中20%の成功率は中々高いといえるのでしょうか。

 先行後攻どちらにも言えることですが失敗時の不足パーツとしてつけかえ、ソーサー、オーロラエネルギーなどサーチできないパーツが足りず失敗するケースが多発してしまいました。つけかえソーサーは同タイミングで必要なためデデンネや博士の研究などの一気に手札を補充できるドローカードの使い方が重要になってくると思います。 (体感ですがねがいぼしのジラーチが使えたB・C・D帯の頃と比べ安定感が落ちた気がします。)

 また後攻での立ち回り方として大事だと思ったのはメタルソーサーの受け皿となるベンチへの鋼ポケモンの用意、トラッシュへの鋼エネルギーの用意です。鋼ポケモンはクイックボールなどで比較的簡単に用意できますが、問題は鋼エネルギーです。鋼エネルギーはサーチできず墓地に落とす手段も限られるため落とせるタイミングで優先的に落としておきたいです。

 

 

 ここで一つ、「ホントに最速オルター必要ですか?」(特にミラーマッチの場合)

 もちろん最速でオルタージェネシスGXを打てば有利にゲームを進められるので狙いに行くこと自体は悪くないと思います。ですがその過程でデデンネクロバット、博士の研究を湯水の如く使う場合はどうでしょう。後攻の場合ですが50回回したうちデデンネクロバット、博士の研究の使用率は以下の通りとなっています。

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 上記のカード、ほぼ2回に1回使っているということになります。またこの3枚のうち1枚以上使う確率は92%でした。今回は検証としてデデンネクロバットなどのシステムポケモンを振るで使っていきましたが通常の対戦を考えた場合、ここで言いたいのはデデンネクロバットを使った場合次のターン相手の追加オルター込みアルティメットレイで落とされてしまいます。現カードプールにはボスの指令という相手のベンチのポケモンをバトル場に呼ぶというカードがあり極力エサとなるポケモンは置かないほうが賢明だといえます。

 またデデンネ、博士の研究は大量に山を掘れる強力なドローカードの反面、手札を全てトラッシュに送ってしまいリソースを失ってしまうカードでもあります。仮に理想通りの動きができたとしても次の動きをするためにさらなるリソースを使いその結果リソースが無くなり動けなくなり負けてしまう可能性が出てきます。命がけで最速オルターを狙った結果オルターが打てずリソースを枯らしてしまうよりは後続を育て、ボスで相手のデデンネクロバットなどのシステムポケモンを狩った方がよい場合もあるかと思います。(ここで言いたいのは最速オルターが正義ではないということです。)

 

 3.終わりに

 いかがだったでしょうか。個人的な興味本位で始めたことですが結構有用なデータが取れたのではないでしょうか。このデータで皆様の三ザシライフが良きものになりますように。じゃあな、桃白白。

 

 

 

 

 

 4.おまけ

 回してた時のメモです。暇な人は解読してみて下さい。

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