坂本のブログ

僕の備忘録です

オタクのノベルゲームレビュー~まいてつ編~

 よろしくどーぞ坂本です。全然関係ない話ですが今度カードゲームの大会に出ることになったのですが何のスリーブを使おうか考えていたらまいてつのスリーブを買っていました。大会のレポはそのうち上がると思うのでお楽しみに!(成績が良かったらですが)

 ということで今日はまいてつのレビューというか感想を書く回です。ネタバレを含む場合がありますのでまだプレイしてない方やネタバレしたくない方はブラウザバック推奨です。

 

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 僕がまいてつをやるきっかけになったのはオタクに買ってもらったからです。元々ノベルゲームはあまりやらない僕ですが秋葉原に行ったときに広告を見かけたりPS4任天堂switchの移植で名前は知っていましたが、あらすじや登場人物は全く知らず電車の擬人化のゲームなのか~と思っていました。(正直いまでもこの考えは変わっていません)ということで前情報がほとんどないまま始めることになりました。あらすじはこんな感じです。(もちろんまいてつをやった事があるという紳士淑女の方は読み飛ばしてください。)

鉄道車輌を制御する人型モジュール・レイルロオド。
旧帝鉄 8620系蒸気機関車のトップナンバー機、8620の専用レイルロオドであるハチロクも、
他の数多のレイルロオドたちと同様 大廃線に伴って廃用され、長い眠りについていた。
廃線による鉄道事故で家族を失くし、
隈本県は御一夜市の焼酎酒造・右田家の養子となった少年・右田双鉄。
長じて帝大へと進学した彼は、第二の故郷を工場誘致による水汚染から救うべく、御一夜へ帰還。
そこで偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。
双鉄とハチロクとは それぞれの目的を達成するため、行方不明になっている蒸気機関車8620の捜索を決意した。

  端的に言うと地域復興のため工場誘致をしようとしているが、工場誘致が原因で環境汚染が発生してしまうため工場誘致に頼らない地域復興のため観光鉄道を成功させ工場誘致を撤回させるというのがメインストーリーです。

 

 結果から言うと良かった点と悪かった点が6:4くらいであったという感じです。

 まずは良かった点からです。物語として一地域復興から九州、果ては日本全土を巻き込むかなり広範囲で大規模な構想に発展しますが、要所要所で今やるべきことや解決しないといけないことなど小さなゴールが設定されており、脳死で読んだり途中から読んだりしても話を理解しやすく良かったです。また工場誘致を主導している銀行支店長や観光業を支える面々、市長、鉄道会社社長などの登場人物(ヒロイン)たちにそれぞれ肩書があり、メインストーリーと切っても切れぬ存在となっており、単独ルート以外でもしっかりと活躍の場があり良いと思いました。

 鉄道主体の物語ということもあり鉄道関係の専門用語が多数出てくるのですが、用語集で確認できることはもちろん、テキスト内の用語をクリックすることで直接用語の意味を確認することができ、意味をしっかり理解しながらテンポを落とさず読み進めることができ良かったです。

 あと伏線が結構露骨だったので人によって善し悪しが分かれるとこだと思います。が、伏線+α その後につながる会話をしているため個人的には全然アリかなと思っています。

 攻略する度、タイトル画面が直前に攻略した娘のCG画像とキャラソンになり次のルートに行くまでにも余韻に浸らせてくれ、大変素晴らしかったです。

 

 次に悪かった点です。グランドルートは短かった上にやりたいことが多すぎてごちゃごちゃしていたので、「その後~」をつけてシナリオの長さを伸ばしながら相対的に薄めることができ一挙に解決できたのかなと思います。(ノベルゲームのグランドルートそもそもこういうものなのですかね、有識者ご意見待ってます)終盤(ハチロクルート)の台枠換装→伏線回収→告白のハイペースな場面変化は読んでいて場面把握がしづらかったですね、話自体はきれいに纏まっていて満足なのですが....。ルートに関してもう一つ、凪・ふかみルートに関してですね。僕はまいてつにおけるヒロインの中でふかみちゃんが一番好きなので単独ルートで見て見たかったというのはありますね。

 読んでいて一つ思ったのが読んでるだけなのにいつもより疲れるなってところです。(まいてつ自体が長い+僕がノベルゲームを読み慣れていないってのもあるとおもいますが)なんで疲れたのかな~と理由を考えたところ自分なりの理由2つほどを見つけることができました。なにが問題だったかというと演出です。もっと詳しくいうとE-moteが原因でした。E-moteとはキャラクターの立ち絵を立体的なアニメーションとして動かすことができるツールなのですが、アニメーションとしては素晴らしいのですがいかんせん文字よりアニメーションに目が行ってしまい、長時間読むには向かないという結果になってしまいました。立ち絵、イベントCG、HCG全てE-mote採用ではなくCG絵と組み合わせてここ一番で使っていれば読みやすさと演出の両立ができていたのかなと思います。演出が豪華なのは良いことなのですがね。

 それともう一つはBGMです。読みにくいということではなかったのですが、イマイチ集中しきれなかったです。記憶に残るBGMがなく、耳で楽しめなかったのでBGMにはもっと力を入れてほしかったです。

  これは直接シナリオには関係ありませんがタイトルのCGやテキスト表示中はメニュー選択や選択ができず若干操作性に不便を感じました。

 

 

 ということで長々と書きましたが、シナリオはとてもよかったです。が、細かいところが目立ってしまい作品に没頭しきれないという結果になってしまいました。ですが、万人が知るようなビッグタイトルをプレイできたのは大変嬉しいです。ノベルゲームにも結構慣れてきたので、まいてつ Last Run!!もやりたいですね。

 それではごきげんようなのです~

 

 

 

 

 公式サイト

https://lose.jp/maitetsu/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 p.s. これを言ったら根底から覆すことになるとは思いますがHシーン要ります?